「耳をそむけて教えを聞かない人は、その者の祈りさえ忌みきらわれる。」(9節)
この箇所を、現代訳ではこのように訳しています。
『御言葉に耳を貸さない者は、祈っても答えられることはない。』
神様は私たちを愛し、その祈りに喜んで耳を傾けてくださいます。そしてすべてを働かせて最善をなしてくださるお方です。ところがそんな神様から遠く離れ、無視し、機会があっても聖書を開いて神の御言葉に耳を傾けようとしないならば、神様を批判することはできません。逆説に言うならば、祈りに答えてもらいたいならば、聖書の御言葉に耳を傾けるべきです。使徒パウロは言いました。
「信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」(ローマ10:17)
悪魔の火矢をも消し去る信仰の盾を私たちから奪おうと、悪魔は私たちを聖書から離そうとします。
「聖書は誤りなき神の言葉であるという確信を手放すことがありませんように。」