「私の神よ。どうか私がこの民のためにしたすべてのことを覚えて、私をいつくしんでください。」(5:19)
ネヘミヤはユダの総督として働きましたが、総督としての報酬を受けませんでした。
また、彼は威張り散らすこともしませんでした。
彼の動機は権力でも金でもなかったからです。
それでは、彼の動機はなんだったのでしょうか。
ネヘミヤは祈りました。
「神様、この民に対して私のしたことをお心に留め、私を祝福してください。」(5:19LB)
彼が求めたのは神からの報酬でした。
使徒パウロもそうでした。
彼はこの地上での人生が終わる直前に、このように書き送りました。
「私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。その日には、正しいさばき主である主が、それを私に授けてくださいます。私だけでなく、主の現れを慕い求めている人には、だれにでも授けてくださるのです。」(2テモテ4:7,8)