「イスラエルの高慢はその顔に表れている。彼らは、自分たちの神、主に立ち返らず、このすべてがあっても、主を尋ね求めない。」(7:10)
北イスラエル王国の問題は高慢でした。
結局のところ、神を信頼しようとはせず、自分のやり方の方が、神のやり方よりも優れていると考えていたのです。
そのため、神に立ち返って神を尋ね求めることもしませんでした。
そもそも、サタンがエバを誘惑した言葉は「あなたがたが神のようになり」でした。
人の罪の根底には、この神よりも優れていると考える高慢さがあります。
そんな神を神として認めないイスラエルの民の姿を、
「片面しか焼けていないパン」(8節)
だと言います。
表面的、形式的に神に仕えているように見えても、本気で神を求め、神に信頼していない。
聖書は言います。
「ですから、あなたがたは神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神は、ちょうど良い時に、あなたがたを高く上げてくださいます。」(1ペテロ5:5)