「しかしわたしは、エジプトの地にいたときから、あなたの神、主である。あなたはわたしのほかに神を知らない。わたしのほかに救う者はいない。」(13:4)
主なる神はイスラエルの民がエジプトにいた時から今に至るまで、変わらずに
「あなたの神、主である」
と言われます。
神の愛は永遠の愛であり、神の信実は変わりません。
ところがイスラエルの民は、必要が満たされると高慢になってしまい、主なる神を忘れてしまいました。
主は言われます。
「しかし牧草で満腹したとき、彼らは満ち足り、心は高ぶり、そうしてわたしを忘れた。」(6節)
必要がある時は謙遜に神を求めていたのに、必要が満たされると、手のひらを返したように神の恵みを忘れて、あたかも自分で切り開いてきたかのように振る舞う。
このようなイスラエルの姿は、他人事ではありません。
神の恵みを忘れることなく、謙遜に神を神として生きていくことができますように。