「そして、あなたがたが子であるので、神は「アバ、父よ」と叫ぶ御子の御霊を、私たちの心に遣わされました。」(4:6)
アブラハムの神は、人格的な臨在をもって人々の間にご自身を現されました。
そして、同じように、子なる神イエス・キリストを遣わし、人格的な臨在をもって人々の間にご自身を現されました。
今、「御子の御霊」、聖霊なる神を遣わされ、人格的な臨在をもって人々の間にご自身を現されています。
「アバ」という言葉は、親密さを表す言葉です。
初代教会において、祈りの言葉として浸透していたのだと思われます。
イエス様が弟子たちに教えた祈りの言葉だったというのが、一般的な見解です。
ここにも三位一体なる神の働きをみます。
聖霊なる神が、私たちのうちに来て、住んでくださいます。
そして、子なる神、イエス様の祈りの言葉、父なる神との親密な関係の言葉を与えてくださいます。
私たちはそのようにして父なる神との親密な関係の中に入るのです。