「兄弟たち。もしだれかが何かの過ちに陥っていることが分かったなら、御霊の人であるあなたがたは、柔和な心でその人を正してあげなさい。また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつけなさい。」(6:1)
「御霊の人」と聞くとどんなイメージをもたれるでしょうか。
「御霊の人」というのは完全な人のことではありません。
5:22,23の「御霊の実」を、聖霊の力によって実らす人生を生きている人のことです。
「メッセージ」訳では、1節をこう訳しています。
「友よ、創造的(クリエイティブ)に生きなさい。もし、誰かが罪に落ちたなら、赦しつつ回復させなさい。あなたの批判的なコメントは自分自身のためにとっておきなさい。あなたがその日が終わる前に必要かもしれないからです。」
つまり、聖書的に「御霊の人」とは、自分の弱さを知っている人であり、批判的にならずに、赦しの心をもっている人ということです。