「あなたの道が地の上で御救いがすべての国々の間で知られるために。」(67:2)
「知られるため」とあるように、神の祝福は神が今も生きて働いておられることを、全ての人が知るためにあります。
1節の
「どうか神が私たちをあわれみ祝福し御顔を私たちの上に照り輝かせてくださいますように。」
は、民数記6章の「アロンの祝福」と呼ばれる祝福の言葉との関係が指摘されます。
この箇所の驚くべき約束は、祭司のアロンがイスラエルを祝福する時、神がイスラエルを祝福することです。
これは、実は、イスラエルの始祖であるアブラハムに対して神が命じたことでした。
神の目的は、アブラハムを通して全世界を祝福することでした。
イスラエルの人々は「祝福となるために祝福された」のです。
そして、イエス・キリストを信じるキリスト者も「祝福となるために祝福された」のです。
「私たちを世界に送り出し、神の救いの力と全人類への永遠のご計画とを知らせて回らせてください。」(2節LB)