黙示録 3:1-6

「また、サルディスにある教会の御使いに書き送れ。『神の七つの御霊と七つの星を持つ方が、こう言われる──。わたしはあなたの行いを知っている。あなたは、生きているとは名ばかりで、実は死んでいる。」(3:1)

サルディスは山岳地帯にある小アジア最大の町でした。

切り立った岩壁に囲まれていたため、難攻不落の町だと言われました。

ところが、それがかえって罠となりました。

自信過剰になり、防護を怠ったのです。

サルディスの教会も、不道徳や、間違った教えの問題はありませんでした。

しかし、「名ばかりで、実は死んでいる」状態だったのです。

ビリーグラハムがある神学者にこんな質問をしました。

「今日のアメリカの教会で、一番の危険は何でしょうか」

彼はこう答えました。

「いのちを失った伝統です。正しいのですが、いのちがないのです。」

キリストとの人格的な関係を築こうとしなければ、「名ばかりで、実は死んでいる」と、イエス・キリストは言われます。

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