「その後、私は見た。すると見よ、開かれた門が天にあった。そして、ラッパのような音で私に語りかけるのが聞こえた、あの最初の声が言った。「ここに上れ。この後必ず起こることを、あなたに示そう。」」(4:1)
使徒ヨハネはこの黙示録を書いたとき、エーゲ海のパトモス島という孤島に島流しにされていました。
共にいた仲間のほとんどは、迫害され、殺されました。
彼もまた信仰のゆえに、迫害され、今、島流しにされていました。
あるクリスチャンたちは信仰のゆえに、ライオンのえさにされてしまいました。
彼らは隠れて、集まっていました。
使徒ヨハネが落ち込む理由はたくさんありました。
しかし、1節を見ますと、使徒ヨハネはここで天国に上げられます。
私たちが知っておくべき二つの現実があります。
一つは、この地上における現実です。
もう一つは、天国の現実です。
だから、聖書は言います。
「上にあるものを思いなさい。」(コロサイ3:2)