「しかし、天でも地でも地の下でも、だれ一人その巻物を開くことのできる者、見ることのできる者はいなかった。」(5:3)
すべての人は罪を犯したので、誰も神のご計画を実行に移すことができる人はいません。
旧約聖書を見ると、神はアブラハムを選び、イスラエルの民を選んだことがわかります。
しかし、残念ながら、イスラエルの民は、神の民としての使命を全うすることはできませんでした。
彼ら自身が問題となってしまったのです。
使徒ヨハネは「激しく泣いていた」とありますが、確かに、旧約聖書だけでは、絶望しかありません。
しかし、5節にこのように記されています。
「泣いてはいけません。ご覧なさい。ユダ族から出た獅子、ダビデの根が勝利したので、彼がその巻物を開き、七つの封印を解くことができます。」
イエス・キリストは、神の子羊として十字架にかかり死ぬことにより、神のライオンとして勝利されました。