「そして、御使いは御霊によって私を大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のみもとから、天から降って来るのを見せた。」(21:10)
エルサレムという都市が、天国のイメージとして用いられています。
今の時代、エルサレムが争いの象徴になってしまっていることを残念に思います。
しかし、それは、同時に私たちに良い教訓を与えているとも思います。
神が約束したのは、地上のエルサレムでなく、天のエルサレムであるということです。
つまり、この世にこだわり続けるならば、どんな麗しい都でさえも争いの象徴になっていってしまうということです。
ですから私たちは、天のエルサレムを求める必要があります。
使徒パウロは言いました。
「天にあるものを思いなさい。地にあるものを思ってはなりません。」(コロサイ3:2)