「モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子も上げられなければなりません。」(3:14)
「モーセが荒野で蛇を上げた」という内容は民数記21章に出てきます。
「青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた」(民数記21:9)
とあります。
ニコデモとイエス様の会話は「新しい命」「新しく生まれること」ですが、その方法をイエス様はここで告げられました。
イエス様も「上げられなければなりません」と言う意味は、明らかに、これから十字架にかかり、死ななければならないということです。
呪いの蛇が掲げられたように、呪いの十字架にかけられることによって、私たちの罪の呪いを、イエス様が代わりに受けられたということです。
人は、私たちの罪のために十字架に上げられたイエス様を仰ぎ見るならば、すなわち「イエス様の十字架は私のためだった」と信じるならば、罪赦され、「新しく生まれる」ことができるということです。