「イエスは彼に言われた。「行きなさい。あなたの息子は治ります。」その人はイエスが語ったことばを信じて、帰って行った。」(4:50)
王室の役人ということは、当時のガリラヤの領主だった、ヘロデ・アンティパスに仕えていたということだと思われます。
この役人は地位も名誉も富も持っていました。
しかし、彼はそれら全てを投げ打って、イエス様のところに行き、息子を癒してくれるように願い求めました。
イエス様に対して口論することも、言い訳もすることなく、ただ、イエス様の存在を求めました。
それに対して、イエス様は言われました。
「あなたの息子は生きています」(直訳)
イエス様は彼に病気が癒やされた証拠を与えたわけではありません。
ただ、「言葉」だけを与えました。
しかし、彼はそのイエス様の「言葉」を信じました。イエス様の言葉が彼の信仰を形造りました。
神は聖書をよく読み、神の御言葉を信じ、神のみこころに生きる人を求めています。