「しかし、わたしにはヨハネの証しよりもすぐれた証しがあります。わたしが成し遂げるようにと父が与えてくださったわざが、すなわち、わたしが行っているわざそのものが、わたしについて、父がわたしを遣わされたことを証ししているのです。」(5:36)
イエス様は、
「わたしについては、ほかにも証しをする方がおられます。そして、その方がわたしについて証しする証言が真実であることを、わたしは知っています。」(32節)
と言われました。
「ほかにも証しをする方」は、父なる神です。
その証言の一つはイエス様の働き、奇跡の御業です。
「わたしが行っているわざ」をLBでは「わたしの行う奇跡」と訳しています。
文脈を考えるならば、ここでは、ベテスダの池の側にいた病人を癒したことを指していると思われます。
LBでは
「父がわたしをお遣わしになったという動かぬ証拠なのです」
と訳していますが、イエス様の御業そのものが、イエス様の神性、権威の証拠です。