「わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。そして、わたしが与えるパンは、世のいのちのための、わたしの肉です。」(6:51)
イエス様が与えられるのは、イエス様ご自身だと言われました。
イエス様はご自身の体を、人類の救いのために捧げると言われたのです。
つまり、私たちを罪から救うために、十字架で死なれることをほのめかしたのです。
「天から下って来た生けるパン」が意味することは、これは、私たち人間側の努力次第という話ではないということです。
アウグスティヌスがこんな解説をしています。
「それゆえ、主は聖霊を与えようとして、ご自分が天からくだってきたパンであると言われ、ご自分を信じるようにと勧められました。彼を信じることは、命のパンを食べることだからです。信じることで、食べたことになるのです。」
イエス・キリストを信じたならば、いのちのパンを食べたのだと言います。