「それで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいのですか」と言われた。」(6:67)
F.F.ブルースという聖書学者がこんなことを言っています。
「彼らが望むものを彼は与えず、彼が提供するものを彼らは受け取らなかった。」
弟子たちのうちの多くの者は、イエス様が自分たちが思ったように与えてくれない、都合の良い存在ではないと分かると、離れ去ってしまったと言います。
残念ながら、どんなに福音を聞いたとしても、信仰に結びつけることをしなければ、離れ去ってしまうことがあります。
聖霊様が命を与えることなしに、人々は、命である方を知ることはできません。
人々がイエス様から離れ去っていく中で、イエス様は12弟子にも尋ねます。
「あなたがたも離れて行きたいのですか」(67節)
ペテロの応答は、はっきりしています。
「主よ、私たちはだれのところに行けるでしょうか。あなたは、永遠のいのちのことばを持っておられます。」