「イエスは再び人々に語られた。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」」(8:12)
イエス様が言われる「光」のイメージは、旧約聖書に出てくるイメージです。
旧約聖書では、神は神の民の光です。(詩篇27:1参照)
また、神の臨在の光の中で、神の民は恵みと平安を得ることができます。(民数記6:24-6参照)
「主のしもべ」は、神の救いが地の果てにまで及ぶように、諸国の民の光として任命されました。(イザヤ49:6参照)
神のみ言葉は、神の民を導く光と表現されています。(詩篇119:105,箴言6:23参照)
つまり、旧約聖書における「光」のイメージは、神の臨在であり、「主のしもべ」であり、神のみことばです。
要するに、イエス様はご自身を、父なる神と等しい存在とされたということです。
「いのちの光」は「いのちを与える光」という意味で、イエス・キリストを信じ従う者は、キリストが共におられるということです。