「まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。」(12:24)
イエス様のポイントは明確です。
新しい命を他の人に与える前に、イエス様の命を犠牲にする必要があったということです。
この24節の原則は、広く適用できることをイエス様は告げています。
25節をメッセージ訳では、このように訳しています。
「同じように、ただ、命にしがみついている人は、その命を滅ぼします。しかし、もしあなたが無謀な愛で命を手放すなら、あなたは永遠に、本物の、そして永遠の命を手に入れることができます。」
イエス様の十字架の死は「無謀な愛」(reckless love)でした。
驚くことは、イエス様は私たちに「同じように」「無謀な愛」に生きるようにと語っていることです。
自己保身の生き方ではなく、「無謀な愛」に生きるなら、「本物の、そして永遠の命を手に入れることができます」と言います。