「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、あなたがたに模範を示したのです。」(13:15)
イエス様は弟子たちの足を洗った後、「模範を示した」と言われました。
この出来事が模範だったことは確かです。
問題は、何の「模範」だったかということです。
イエス様は言われました。
「人の子も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。」(マルコ10:45)
つまり、イエス様が足を洗ったのは、神がどのようなお方かを示すイエス様の模範だったのです。
これは、神の御国の民として、神がどのようなお方かを示すために、「寛大に自分を与える愛」に生きるという模範です。
聖書は言います。
「主イエスご自身が『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを、覚えているべき」(使徒20:35)
イエス様は確かにそう言われました。
「それを行うなら、あなたがたは幸いです。」(17節)