「ユダがパン切れを受け取ると、そのとき、サタンが彼に入った。すると、イエスは彼に言われた。「あなたがしようとしていることを、すぐしなさい。」」(13:27)
メリル・テニーという学者は、この時がユダが裏切りを放棄する最後の機会だったと言います。
「自己中心的な衝動に身を任せたことで、サタンの支配への道が開かれた」と言います。
サタンの存在を理解することが難しいと言う人もいますが、この世界に起こる信じられないような凶悪犯罪の背後に、悪の力があることを否定することは難しいと思います。
サタンがアダムとエバをだましたように、人をだまして支配し、殺し、滅ぼそうとしています。
私たちは信仰に立って、イエス・キリストの御名によって、悪魔に対抗する必要があります。
「時は夜であった。」(30節)とありますように、世の光であるイエス様から離れるならば暗闇しかありません。
イエス様に留まることが大事です。