「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるようになります。」(13:34,35)
使徒の働き13章に出てくるパウロとバルナバを遣わしたアンテオケ教会、その二代目牧師は、イグナティオスという人でした。
彼はアンテオケ教会の責任者として逮捕され、ローマに護送され、110年に殉教したと伝えられています。
そのイグナティオスがエペソの教会に宛てた手紙に、こんなことが記されています。
「はじまりは信仰、完成は愛」(eph.14:1)
信仰から始まるのですが、愛がゴールだと言います。
初めは信仰ですが、互いに愛し合うことによって成就すると言うのです。
キリストの愛は、私たちを駆り立てる愛だからです。(2コリント5:14)