「永遠のいのちとは、唯一のまことの神であるあなたと、あなたが遣わされたイエス・キリストを知ることです。」(17:3)
17章は「大祭司の祈り」と呼ばれます。
イエス様は、イエス様を信じるすべての人に「永遠のいのち」を与えると約束されました。
3節にこれが本当の「永遠のいのち」とイエス様が言われ、こう続けます。
それは、「唯一のまことの神」と神が遣わされた「イエス・キリスト」を「知ること」であると。
「知ること」と訳された単語は現在形で、継続的な認識、発展的な認識を示します。
また、単なる知的作業という意味ではなく、体験的に知るという意味が含まれています。
ですから、本当の「永遠のいのち」は、父なる神と子なる神キリストを体験的に知り続けるという関係的な知識というニュアンスがあります。
「永遠」と訳された単語は、「時代」という単語から来ています。
ですから、「永遠のいのち」は、「来るべき次の時代に属する命」と理解することができます。