「しもべたちや下役たちは、寒かったので炭火を起こし、立って暖まっていた。ペテロも彼らと一緒に立って暖まっていた。」(18:18)
聖書を読んでも匂いを感じることはないかもしれません。
しかし、今日の場面は匂いがあります。
それは炭火の匂いです。
ペテロは自分がイエス様との関係を否定してしまったことと、炭火の匂いがリンクするようになったと思います。
ヨハネの福音書の21章で、ペテロは再び、炭火の匂いを嗅ぐことになります。
復活されたイエス様が、夜明けに岸辺に立っていました。
イエス様のところに行くと、
「そこには炭火がおこされていて、」(21:9)
とあります。
そこで、イエス様はペテロに、「わたしを愛していますか。」と尋ねられます。
イエス様はペテロを赦し、遣わしたのです。
そして、失敗は終わりではないことを示されたのです。
そして、砕かれたペテロは、聖霊様の力で、イエス様を大胆に証していくようになります。