終戦後の荒廃した日本に積極的に植えられた大量の杉の木。
その花粉はいま春の風に乗って飛来し、わたしたちを悩ませています。
個人的には2週間ほど前から急に症状がひどくなってきたと感じていますが皆さまはいかがでしょうか。
昨晩は耳の中や口の中が痒くて痒くてなかなか眠れませんでした。
杉の種は成熟した杉の木が地面に落とす「球果」と呼ばれる実の中に含まれていてそれが地面に落ちて芽を出し、新たな杉の木が生まれるのだそうです。
さらに杉は日本の固有種だと今回初めて知りました。
学名は「クリストメリアヤポニカ」、{隠された日本の財産}という意味なのだそうです。
ヒマラヤスギ、レバノンスギなど「スギ」の名前がつくものはありますがそれらはいずれも「マツ科」。
日本の杉は「ヒノキ科」なのだそうです。
厄介者に感じますが二酸化炭素の吸収率が高い、根を深く張るので土砂崩れを防ぐ、シロアリなどの繁殖を防ぐ、天然の調湿作用があるなどなどメリットも多く生活の中でわたしたちはその恩恵も受けているとのこと。
ネガティブな中にも恵みはたくさんあることを体験できる1週間でありますように。
神様の恵みは宝のようにあちこちに隠れていますから。
(小山晶子牧師夫人)