民数記 6:1-12

「イスラエルの子らに告げよ。男または女が、主のものとして身を聖別するため特別な誓いをして、ナジル人の誓願を立てる場合、その人は、ぶどう酒や強い酒を断たなければならない。ぶどう酒の酢や強い酒の酢を飲んではならない。また、ぶどう汁をいっさい飲んではならない。ぶどうの実の生のものも、干したものも食べてはならない。」(6:2,3)

「ナジル」の語根は「区別する」です。

祭司や預言者は、神が選ばれることで、自分で選ぶことはできませんでした。

しかし、男でも女でも、ナジル人の誓願を立てて、神に対する献身を表すことができました。

ハンナはこのナジル人の誓願を立てて祈りました。(1サムエル1:11)

サムソンの場合は特殊なケースで、胎内にいる時から神へのナジル人でした。(士師記13章)

いずれにせよ、特別の願いのために、一定期間、聖別して過ごすことは、レントの期間のように、今も実践されています。

要するに、神は祈りを聴かれるということです。

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