「ところが、『エフライムにアラムがとどまった。』という報告がダビデの家に 告げられた。すると、王の心も民の心も、林の木々が風で揺らぐように動揺し た。」(2節) この当時、すでにイスラエルは北と南に分裂していました(北イスラエルと南 ユダ)。そして南ユダ王国に対して、アラム(シリア)と北イスラエルが攻めの ぼるのですが、南ユダの首都であったエルサレムは陥落しなかったということが ここでの内容です。つまり、南ユダがこの戦いに勝利をした、ということです。 にもかかわらず南ユダ王国(ダビデの家)の王も民もアラムと北イスラエルが同 盟を結んだといううわさを聞いただけで激しく動揺しました。こういうことは私 たちの人生にもよくおこります。敵を過大評価しすぎてしまうと恐れや不安で いっぱいになってしまいます。問題を大きくしすぎないように、神の偉大さに目 を向けることができますように。