「あなたは心の中で言った。 『私は天に上ろう。神の星々のはるか上に私の王座を上げ、北の果てにある会合 の山に座ろう。密雲の頂に上り、いと高き方のようになろう。』」(13‐14節) この箇所は一般的にサタン(悪魔)について言及している箇所だと考えられて います。創世記の最初、エバを誘惑してきた悪魔がどのようにして存在するよう になったのかを解き明かすカギがこの箇所に記されています。悪魔はいつの時代 も、この誘惑を私たちの心に忍ばせてきます。権力に対する欲求は昔も今も変わ りません。しかし、イエス様は、弟子たちの内にある権力への欲を見抜いてこう 言われました。
『あなた方の間でえらくなりたいと思う者は、皆に仕えるものに なりなさい。』
そして自らそれを実行されました。私たちもイエス様にならう者 となりたいと思います。