「役にも立たず、救い出すこともできないむなしいものに従って、わきへそれてはならない。それはむなしいものだ。」(21節)
人は神から離れてしまう時、役にも立たず、救い出すこともできないむなしいものに依存していく傾向があります。聖書は言います。「そのような人たちは、真理を信じることも愛することもせず、まして救われようなどとは考えもしなかったのです。そこで神様は、彼らがうそで丸め込まれるままに放っておかれるのです。」(Ⅱテサロニケ2:10,11LB)いわゆる知識人と呼ばれる人が、創造主なる神を拒絶するがゆえに、愚かで空しいものに丸め込まれていることを見ます。アウグスティヌスは、神が私たちを神ご自身のために造られたから、私たちの心が神のうちに憩うまでは、私たちの心が安らぎを得ることはないと言いました。「主よ、あらゆる惑わしから守ってください。」