「彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、ご自身の使いが彼らを救った。その愛とあわれみによって主は彼らを贖い、昔からずっと、彼らを背負い、抱いて来られた。」(9節)
私たちが苦しむとき、神様はいつもいっしょに苦しまれています。
「足跡」という詩があります。
「ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりの足跡が残されていた。
一つはわたしの足跡、もう一つは主の足跡であった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、わたしは、砂の上の足跡に目を留めた。
そこには一つの足跡しかなかった。
わたしの人生で一番辛く、悲しい時だった。(中略)
主は、ささやかれた。
『わたしの大切な子よ。
わたしはあなたを愛している。
あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
足跡が一つだった時、わたしはあなたを背負って歩いていた。』」