「行って、次のことばを北のほうに呼ばわって言え。背信の女イスラエル。帰れ。―主の御告げ。―わたしはあなたがたをしからない。わたしは恵み深いから。―主の御告げ。―わたしは、いつまでも怒ってはいない。」(12節)
北イスラエル王国に対する神様のみことばは厳しいものではありますが、深いあわれみもまた含まれています。北イスラエルの神様に対する愚行はひどいものでしたが、神様はその怒りを恵みへと変えることをここで語っておられます。ただ、その次の節に私たちは目を留めなければなりません。それは、
「ただ、罪を認めよ。」(LB)。
私たちは、自分の罪の値が計ることができないほど高いものであったことを、イエス様の十字架を通して覚える必要があります。神様の深いあわれみの中で、イエス様の十字架の贖いによって赦されます。しかし、その罪の重さを感じなければ、赦されたことの素晴らしさはわかりません。