エレミヤ 9章

「誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行なう者であり、わたしがこれらのことを喜ぶからだ。―主の御告げ。―」(24節)

岩波訳では、前の節と合わせて短い箴言風の断片としてこの箇所を紹介しています。

「誇らないように、知恵ある者は自分の知恵を。誇らないように、強い者は自分の強さを。誇らないように、富む者は自分の富を。誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。まことに、わたしこそヤハウェ、地に、恵みと公正と正義を行なう者。まことに、これらのことをわたしは喜ぶ。‐ヤハウェの御告げ‐。」

いつの時代でも人間は、自分の「知恵」「強さ」「富」を誇る傾向があります。マクスウェルはこう言います。

「『優越感・うぬぼれ』は成長を止める。『自分を賢いと思い込む人は、馬鹿者より望みがない』」

使徒パウロはこのように言っています。

「『誇りたい者は、主のなさったことを誇れ。自分を誇るな』と旧約聖書にあるとおりです。」(Ⅱコリント一〇・一七LB)

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