「次に、生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。」(17節)
パウロが書いていることを文字通り理解するならば、この世界の終わりに、イエス・キリストが再び来られて、その時、キリストを信じる者たちは天に引き上げられ(携挙され)、空中でキリストと会い、永遠にキリストともにいることになります。その日がいつになるかの言及はパウロはしません。それはイエス・キリストがはっきりとこうおっしゃられたからです。
「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。」(マルコ13:32)
イエス・キリストのポイントは、「いつ帰ってきても大丈夫」という良い緊張感の中で生きていくということです。一日一日を、今日、天に引き上げられても感謝できるように、大切に生きていくということです。