「霊によってでも、あるいはことばによってでも、あるいは私たちから出たかのような手紙によってでも、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いて、すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。」(2節)
キリスト教界の二千年の歴史において、終わりの日に関して混乱することが多々ありました。パウロがはっきり言うことは、振り回されてはいけないということです。この章に記されてるように、自分を『神』と自称する人々が世界中で現れています。彼らの特徴は、奇蹟を行ったり、不思議なことを見せ、人々を惑わすことだと言います。もし自分の信仰をこのような現象の上に積み上げてしまうならば、砂の上に建てた家のようにあっという間に流されてしまいます。パウロは言います。
「ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。」(15節新共同訳)
私たちの唯一の土台は聖書です。