「あなたがたは、イスラエルの地について、『父が酸いぶどうを食べたので、子どもの歯が浮く。』という、このことわざをくり返し言っているが、いったいどうしたことか。」(2節)
面白いことわざですが、ポイントは、自分が問題の中にいる原因は父親にあるという意味です。自分自身の問題を棚上げにして、父親の世代のせいにしていたことを、神は否定されました。
「わたしは誓って言う。―神である主の御告げ。―あなたがたはこのことわざを、イスラエルで、もう決して用いないようになる。見よ、すべてのいのちはわたしのもの。父のいのちも、子のいのちもわたしのもの。罪を犯した者は、その者が死ぬ。」(3,4節)
神のポイントは、誰かのせいにしてはいけないということです。
「しかし、悪者でも、自分の犯したすべての罪から立ち返り、わたしのすべてのおきてを守り、公義と正義を行なうなら、彼は必ず生きて、死ぬことはない。」(21節)
本人の選択が問われます。