「それゆえ、見よ、わたしは彼女をくどいて荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう。」(14節)
神様は私たちをくどかれるお方だと言います。私たちがどんなに不誠実でも、神様は私たちを愛することをやめることはできません。しかし、神様が私たちをくどいて、優しく私たちに語るために連れて行く場所は、「荒野」だと言います。「荒野」と聞いて連想することは、「試練」だと思います。確かに、私たちは「試練」の中で、祈りに導かれ、その中で、神様の優しい語りかけを聞くことが多々あります。そう考えると、もしかしたら、私たちの人生の中に起こる試練は、神様のくどきと言えるかもしれません。ですから、荒野のような時こそ、私たちは神様の優しい語りかけを聞く時ということを意識して、祈りつつ、御言葉に耳を傾ける必要があります。神様は優しく、語ってくださいます。