「わたしの民は知識がないので滅ぼされる。あなたが知識を退けたので、わたしはあなたを退けて、わたしの祭司としない。あなたは神のおしえを忘れたので、わたしもまた、あなたの子らを忘れよう。」(6節)
この箇所で神様は、当時の宗教指導者たちが、本来、神の御言葉を教える立場にあったのにも関わらず、その役割を成し遂げなかったことを批判します。人々が滅ぶ理由は、彼らが神のみことばを教えなかったからだと言うのです。残念ながら、この現象は今も続いています。影響力がある立場にある宗教指導者たちの中には、聖書に対して不信感を抱かせるようなことを告げ、あたかも聖書を信頼できないもののように教えている人たちがいます。そして、聖書に生きる意欲を失わせて、滅びに向かわせるのです。私たちは、「聖書は誤りなき神のことば」という知識を広める必要があります。そして、時が良くても悪くても、聖書のみことばに学ぶ必要があります。