「主はいつくしみ深く、苦難の日のとりでである。主に身を避ける者たちを主は知っておられる。」(7節)
ナホム書は、アッシリヤ帝国の首都、ニネベに対する裁きの宣告の書です。ですから、全体的に裁きのことばが続くのですが、その中で、突然今日の箇所が登場してきます。それほど、私たちが心に留めておくべきことだからだと思います。神様の裁きの中にあってさえも、私たちが覚えるべきことが三つあります。それは、まず第一番目に、
神様は「いつくしみ深い」(良い・GOOD)お方。
第二番目に、
私たちの苦難の日のとりでとなってくださるお方。
そして、第三番目に、
主に身を避ける者たちを知っておられるお方、気にかけてくださるお方です。
私たちが理解できないことはたくさんあります。しかし、分からないことのゆえに、分かっていることを手放す必要はありません。