「私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」(15,16節)
イエス様は、天の御座から私たちを見下ろして、蜘蛛の糸をたらすという方ではありません。実際に人となられて、この地上を歩かれ、私たちと同じように試みを体験されました。ですから、私たちが日々直面する問題、悩みを理解してくれます。私たちの弱さをご覧になって、切り捨てる方ではありません。また、達観して、あきらめの境地に私たちを導こうというわけでもありません。私たちにおりにかなった助けを与えたいのです。私たちは助けを受けるために、主の御前に出て行く必要があります。