ゼカリヤ書 11章

「見よ。わたしはひとりの牧者をこの地に起こすから。彼は迷い出たものを尋ねず、散らされたものを捜さず、傷ついたものをいやさず、飢えているものに食べ物を与えない。かえって肥えた獣の肉を食らい、そのひづめを裂く。ああ。羊の群れを見捨てる、能なしの牧者。剣がその腕とその右の目を打ち、その腕はなえ、その右の目は視力が衰える。」(16,17節)

ここに出てくる牧者とは、この世の終わりに登場する偽キリスト、キリストのイミテーションです。多くの人は表面的には偽キリストによって養われていると感じさせられますが、実質的には何もありません。偽キリストは「致命的な傷」(黙示録13章)を受けるとありますが、どんな傷かがここに記されています。片方の腕が使えなくなり、右の目が見えなくなると。キリストを信じる者は、彼を見る前に天にあげられます。もし、地上に残されて、この預言の成就を見ましたら、キリストを見上げてください。

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