「年が改まり、王たちが出陣するころ、ダビデは、ヨアブと自分の家来たちとイスラエルの全軍とを戦いに出した。彼らはアモン人を滅ぼし、ラバを包囲した。しかしダビデはエルサレムにとどまっていた。」(1節)
戦いがある時、ダビデはいつも自分が先頭に立って出て行きました。しかし今、彼は大成功を収め、自分が出て行く必要もないと、エルサレムに残りました。確かに、ダビデが行かなくても勝利を取ることは可能かもしれません、しかし神様はダビデに先頭に立って行くように王として召したのです。ところがダビデは自分がいなくても大丈夫と、神様の召しを軽視したため、この後大きな罪を犯してしまいます。自分がいなくても何とかなると、神様の働きに参加することを軽視してしまう時がもっとも危険な時です。神様はご自分の益のために召しているのではなく、私たちの益のために、神様の働きに参加するように招いているからです。