「そこで主は仰せられた。「ソドムとゴモラの叫びは非常に大きく、また彼らの罪はきわめて重い。わたしは下って行って、わたしに届いた叫びどおりに、彼らが実際に行なっているかどうかを見よう。わたしは知りたいのだ。」」(20,21節)
旅人をもてなすことは、聖書が大事なこととして教えていることの一つです。アブラハムは、図らずも主をもてなしました。「おもてなし」は、聖書が教える生き方です。もっとも次章にもあるように、ソドムとゴモラの町の人々は、そのような心さえも失っていました。興味深いことに今日の箇所で、主が「彼らが実際に行なっているかどうかを見よう。」と言います。聖書の神は、天から人を見下ろしている存在ではありません。この地上にまで下りて来て、それでもなおチャンスを与えようとされるお方です。しかし、このような驚くばかりの神の恵みを、私たちは当たり前のように思ってはいないでしょうか?