「アムノンには、ダビデの兄弟シムアの子でヨナダブという名の友人がいた。ヨナダブは非常に悪賢い男であった。」(3節)
アムノン王子の根本的な問題は、悪賢い友人の助言を求めたことでした。詩篇1篇1節には、「幸いなことよ。悪しき人々の助言を拒む人・・・」(英訳)と書いてあります。私たちは、悪賢い助言を拒む必要があります。誰の助言に耳を傾けるかが、私たちの人生を左右します。神様はおっしゃられます。「わたしは、あなたがたに悟りを与え、行くべき道を教えよう。わたしはあなたがたに目を留めて、助言を与えよう。」(詩篇32・8)私たちは、誰かではなく、神のみことば、聖書のみことばに耳を傾けていく必要があります。残念ながらアムノン王子が自分の悩みを神に祈り求め、神のことばを聞こうとしたという記事はありません。友人の言葉が、神の言葉より影響力があるならば気をつける必要があります。なぜなら、友人も人であり、神ではないからです。