「彼は彼らを祝福したとき、おのおのにふさわしい祝福を与えたのであった。」(28節)
ヤコブは、一二人の息子たちを祝福しました。しかしその祝福は、おのおのにふさわしいものであったと言います。口語訳では、
「祝福すべきところに従って、彼らおのおのを祝福した。」
と訳しています。それぞれに合う祝福がありました。私たちはこの多様性ということを心に留める必要があると思います。神の働き、神の祝福は多様性に富んでいます。ですから、私たちは他者と比べるべきではありません。ジョン・マクスウェル先生はこのように言います。
「自分より幸せな人というのは常に見つかるから、とんでもない欲求不満と不平に行きつくのがオチだ。」
神は私たち一人一人に合う祝福を与えてくださることを覚えて、聖書の命令に心を留めたいと思います。
「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。」(ローマ12:15)