「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」(24節)
「富」と訳された言葉の原語は「マモナス」(崇拝の対象者)です。デシルバ先生によると、「マモナス」は、
まず、「富の力によって欲しいものを手に入れたり、誰かを魅了したりするように誘惑します。」
第二に、「誠実さと人間関係を破壊するために働きます。」(誠実よりもお金を優先させるから)
第三に、「官能的な生活を奨励します。」
そして、その存在を認識するために、
まず、「人生の実を調べること」。
第二に、「心の中で一番大切にしているものが何かを突き止めること」。
そして、「マモナス」に信頼していたことを悔い改め、赦しを受け取り、
「神こそあなたが最優先するお方であり、最も深く愛する方となるよう」祈るよう勧めます。