「ですから、彼らがあなたがたに言うことはみな、行ない、守りなさい。けれども、彼らの行ないをまねてはいけません。彼らは言うことは言うが、実行しないからです。また、彼らは重い荷をくくって、人の肩に載せ、自分はそれに指一本さわろうとはしません。」(3,4節)
当時の宗教指導者たちは自分たちは高い道徳に生きていると思っていました。しかし、実際はできていませんでした。彼らはそのことに気づきもせずに人々を裁いていました。自分でさえ達成できない基準で人を裁くことはイエス様が一番嫌われたことでした。自分が出来ないことを他者に要求して、裁いていないでしょうか。イエス様は私たちを裁く代わりに、私たちの身代わりになって十字架で裁きを受けられました。ですから、私たちが傲慢になって、自分を棚に上げて人々を裁くことを嫌われるのです。
「主よ、あなたのあわれみを感謝します。私もあわれみ深い人にして下さい。」