「すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』それから、王はまた、その左にいる者たちに言います。『のろわれた者ども。わたしから離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火にはいれ。」(40,41節)
憐れみを示したか、示さなかったかという基準で裁かれるということでしょうか?
「永遠の火」は「地獄」のことだと考えられます。「悪魔とその使いたちのために用意された」とあるように、地獄は、そもそも人のためでないことが分かります。
興味深いことにこの文脈は、「やってあげた」と主張するグループと、そんなことも忘れているグループに分けられています。そして、前者が地獄に行き、後者が天国に入れられます。
自分の功績に生きるか、神の恵みに生きているかが問われるということなのかもしれません。