「しかし王はアラウナに言った。『いいえ、私はどうしても、代金を払って、あなたから買いたいのです。費用もかけずに、私の神、主に、全焼のいけにえをささげたくありません。』」(24節)
ダビデは神様に命じられたとおりアラウナと言う人の打ち場に行き、そこに祭壇を築くためにその場所を購入しようとしました。この場所に神殿が建てられることになります。アラウナは、無料でその場所を提供することを進言します。ただで手に入れることができるという話は、ダビデにしたら悪い話ではないはずです。しかし、彼は言います。「いやいや、ただで受け取るわけにはいかん。ぜひ、売ってもらいたい。神様に、何の犠牲もはらわず、完全に焼き尽くすいけにをささげたりはできんのでな。」(LB)ダビデは、「犠牲」(いけにえ)の意味を理解していました。犠牲の伴わない、いけにえはありません。神様は私たちの犠牲を受けるのにふさわしいお方です。