「イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家におられたとき、食卓についておられると、ひとりの女が、純粋で、非常に高価なナルド油のはいった石膏のつぼを持って来て、そのつぼを割り、イエスの頭に注いだ。」(3節)
「非常に高価なナルド油」というのは、当時の労働者の一年分の賃金に相当する額(5節)でした。それを惜しげもなくイエス様に注いだという意味は、それほどの価値をイエス様に見出したという意味です。東方の博士たちも、同じように黄金、乳香(香料の一種)、没薬(天然ゴムの樹脂で、古代の貴重な防腐剤)を贈り物として生まれたばかりの赤子のイエス様に捧げました。この時、「何のために、香油をこんなにむだにしたのか。」(4節)と憤慨し、捧げた女性を責めた弟子たちは、この後、イエス様を見捨てて逃げてしまいました。今日は、クリスマス礼拝の主の日です。私たちはイエス様を、何よりも価値のある方として認めているでしょうか?
※ 本日はクリスマス特別礼拝! 第二礼拝後に祝会が行われます。第三礼拝はお休みです。