「そうではない。わたしはあなたがたに言います。あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます。」(3節)
イスラエルの人々は、自分たちはきよく正しい生活をしている、罪びとたちとは違う、そんな風に考えていました。わたしは良くて、あの人たちは汚れているという考え方はともすると私たちクリスチャンも陥りやすい偏った考え方です。自分は良く祈っている、自分は神様によろこばれる生活をしている、自分は礼拝をきちんと守っている・・・その一つ一つはもちろんとても大切で実行するべきことなのですが、自分ができていると思った瞬間、人間は出来ていない人を裁く傾向にあるのだということではないでしょうか。イエス様は「悔い改めないならあなたたちも同じなのですよ」と言いました。傲慢になると私たちは悔い改めが必要な存在であることを忘れてしまいます。謙遜に、へりくだる思いをいつも持っていたいものです。