ルカ 23章

「そのとき、イエスはこう言われた。『父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分で分からないのです。』彼らは、くじをひいてイエスの着物を分けた。」(34節)

罪のないイエス様は不当な裁判にかけられ、愚弄、嘲笑され、鞭打たれ、いばらの冠をかぶせられ、瀕死の状態でゴルゴダの丘まで十字架を背負って歩かされ、両手両足に釘を打ちつけられ十字架にかけられました。弟子たちはほとんどみんな逃げてしまい、そばにいるのはローマ兵たち。そして祭司長、律法学者は十字架上で苦しむイエス様にさらなる悪口雑言を言いたてました。そんな状況の中でのこの祈りは、衝撃的です。「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」まさに、この御言葉の通りです。イエス様がそうされたのですから、わたしたちもそうするものでありたいと心から願います。

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